このシリーズは初めてなので、前置きから始めたいと思います。この妄想釣行シリーズでは、いつかは釣ってみたいお魚を、実際に釣りに行くとなった時にどんな準備が必要なのかを先行して考えてみて未来のために記録を録っておこうという取り組みです。なぜこのようなことを思いついたのかと言いますと、管理人は北海道での河川でのトラウトの釣りを始めて約4年ほどになるのですが、最近トラウト以外のお魚にも触れてみたいなと思い始めたのが理由です。もちろん可能な限り現地に赴いて新たなお魚と出会いたいなと考えているのですが、なにせ世界には魚類が3万種近くにものぼり、さらに出会うにはハードルの高いお魚だったりに関しては妄想釣行でもしてみようじゃないかと考えたわけです。素人なりの考えなので間違いや変なこともあると思いますが、その辺は生暖かくみてあげてください。逆に教えてくれたら嬉しいですね。
ではでは妄想釣行の世界に出かけましょう。

記念すべき1匹目のお魚は皆さんご存知のこの子です。そうです!アリゲーターガーです。このお魚何やら国内でも出会うことができるようですが、せっかくなので本場で出会いたいですよね。恐らく日本人の方で釣りをされる方でも、このお魚を触ったことのある方は少ないと思います。そんなお魚を釣るにはどうするのかを考えてみます。
まずはこのお魚について調べてみました。
アリゲーターガーは、ガー目ガー科のお魚のようです。全長は約2メートルで、北アメリカ大陸最大の淡水魚とのことです。生息域は、ミシシッピ川水系からメキシコのベラクルス州にかけてのメキシコ湾へ流入する水域のようでアメリカでは南部の地域が中心だそうです。

なかなか適当な地図ですが、ざっくりなイメージでこの辺にいるんじゃないかなと思います。
調べてみると何やら、アリゲーターガーを釣るためのフィッシングツアーを企画されている会社さんがあるようですね。”アリゲーターガー釣り”で検索すると割と上位に出てくるので興味のある方はご覧になると良いと思います。そのサイトによると釣り方は簡単だそうですよ。ただメインの推奨釣法は餌釣りのようですね。ルアーでの釣りにはタイミングがあるようですが、基本はどの釣法でも活性の高い春先〜晩秋までが良いみたいです。これは日本国内の淡水魚と同じでしょうか。アリゲーターガーの探し方は、馴染みのある国内の淡水魚とは違っていて、鰓呼吸ができないお魚のため数十分に一度、呼吸のため水面に出てくるようですので、それを探すのが一番良いようです。

ざっくり調べた感じはこんなところでしょうか。なかなか適当ですが。。。
では次に、ルアーフィッシングで釣るためには大事なタックルを考えてみましょう。ここからは少しはオリジナリティを出せたら良いなと思います。調べた感じでは推奨はシーバスタックルとかが良いようですが、ここは海外遠征を考慮してやはりパックロッドで考えたいと思います。この考えが果たしてあっているかは謎ですけどね。さて世の中色々なメーカーで怪魚用のロッドがありその中にもしかしたらパックロッドもあるかもしれませんが、あまり選択肢を広げると収集つかなくなると思いますので、とてもメジャーで有名な、世界のワールドシャウラで考えます。単純にワールドシャウラのパックロッドを持ってるのでそれで考えたいだけだったり。きっと専用ロッドのようなものもあるんでしょうが、道具に関しては持論ですがより汎用性の高いものが良いと思ってます。他のお魚でもそうですが実際の釣行になると限られたリソースで楽しまないといけなくなると思うので、より広い範囲での釣りができる道具が良いんじゃないかなと日々感じています。ただ欲張りなだけかもしれませんが。。。
さてさて現行のワールドシャウラでパックロッドということであれば、ドリームツアーエディション(以下、DTE)になりますが、DTEは現状番手があまり多くないんですよね。村田基さんも増やしたいと言ってたような気がしますが、スーパーレッドの方ですら生産が追いついていないので、というようなニュアンスでしたので、なかなか追加番手が増えるのは難しいのかななんて予想しています。
そうそう断りを入れておきますが、基本ベイトタックルで考えます。邪道だと言われるかもしれませんが、ベイトタックルが良いんです。男の子のロマンです。異論は認めません(笑 まあ、趣味の世界なので個人個人お好きなスタイルでやれば良いと思いますよ。
DTEでシーバスということであれば、僕が所有している1652でもやれなくはないですが、ボートからやるにせよなんにせよ長めのロッドが良いのかなと思います。根拠はないですが、ボートであってもかなり遠投しているイメージがあるので。DTEでベイトで言えば、現状は最長で1703と1704の7フィート台のロッドが候補に上がるのかな。全然別の話ですが、1832が追加番手で出ないかななんて日々思っております。
で、先に記載した通りでシーバスタックルでという情報でしたが、アリゲーターガーってでかいので2メートルとかになるんですよね。。。本当に大丈夫なのだろうか?その辺のニュアンスも踏まえると4番がいいのかななんて思ったり。この辺は僕もちっさいフィールドでトラウトを追っかけてばかりでしたので、なかなかわからないところですが、なんか凶暴そうだし5番とか7番とかでないとダメなんじゃないかと思ってみたり。まあパックロッドで考えてるので、番手は限られるので3番と4番両方準備したら良いんでしょうけどね。

ロッドが決まったので次はリールを考えます。その前にラインですよね。ラインが決まらないとリールは決められません!調べた感じだとPE2~3号とのことですので、2号巻いたものと3号巻いたものを用意して先にあげた2本のロッドに組み合わせるセッティングで良いのかなあ。リーダーはかなり太めのものを選ぶ必要がありそうで、20号以上でしょうか。ラインキャパってやはり200メートルくらいあった方が良いのかな。であれば、2号はアンタレスDC MD、3号はスコーピオンMDとかが良いのかななんて思います。DTEにもぴったりの機種ですね!


次はルアーです。ルアーに関しては表層から中層で細長い系のルアーが良いようです。基本そのフィールドのベイトに合わせるのがセオリーのようですが、全てのサイズのお魚をフォローしようと思うと60mm〜220mmとかなり幅広く準備しないといけないようです。せっかくですので、ビッグワンを狙うつもりで120mm〜のルアーチョイスをしてみます。ミノーとペンシルをそれぞれフローティングとシンキング用意してみましょう。あと男の子のロマン”ビックベイト”も(笑
正直このサイズのルアーは普段使用しないので全く分かりませんが、ミノーに関してはシーバスでよく耳にする”サイレントアサシン”とかが無難なのかな。入手もしやすそうですしミノーはフローティングもシンキングも”サイレントアサシン”で一式揃えてみましょう。

ペンシルですが、今まで全くと言っていいほど触ったことのないルアーです。ジャークするやつですよね?くらいの知識です。はてさてどういうのが良いのだろうか?エクスセンスの”トライデント”これで揃えてみましょうか。オシアの”ヘッドディップ”もデザインが可愛らしいので追加します。


そしてビックベイトですか。まあ各メーカーのものが色々ありますが、”アーマジョイント”はとても使ってみたいので!

こんなところでしょうか?まあルアーもそうですが、手一杯用意できればそれが良いのでしょうが、収集つかなくなると困るので考えの及ぶ範囲で考えます。
これでタックル一式が揃いました。ここまでていくらかかっているのか計算してみましょうか!実売になるとなかなか数字決まってこないので定価で出して余裕のある数字を出します。
・ワールドシャウラDTE1703R-5:¥82,400
・ワールドシャウラDTE1704R-5:¥83,400
・アンタレスDC MD:¥79,800
・スコーピオンMD:¥37,000
ラインなどの消耗品は省きます。ピンキリなので。
・エクスセンス サイレントアサシン129F/129S:¥2,490*2=4,980*全12色=¥59,760
・エクスセンス トライデント130S:¥2,270*全29色=¥65,830
・オシア ヘッドディップ175HS:¥4,600*全6色=¥27,600
・エクスセンス アーマジョイント190F:¥4,800*全8色=¥38,400
という感じです。かなりコンパクトなタックル一式になっていますが、それでもタックルだけで総額¥474,190円。。。普通に良い海外旅行ができますね。ここにアメリカへの渡航費+滞在費+αが上乗せされると思うと簡単に実現できる釣行ではなさそうです(笑
えぐい数字を目の当たりにしてしまったので、お金から一旦離れて現地までの交通手段や移動にかかる時間、最低限の滞在日数を考えてみます。先にお話ししたツアーで組まれてるスケジュールや目的地などがとても参考になるので、それに基づいて算出したいと思います。ちなみに現地ガイドを頼むと2日間釣行で¥120,000円だそうです。恐らく価格変動してるとは思いますが。右も左もわからない状態ではどうしようもないのでここはガイドをお願いする方向で考えてみます。プランとして提示されていたものは、3泊5日にて成田からヒューストン国際空港行きのようです。渡航費等はそもそも今まさに行く話ではないので少し昔の情報でもそれを概算として使わせていただこうと思います。現地での送迎及び宿泊費が含まれているプランでの金額のようですので、個人で手配する手間を考えるとこういったプランを活用する方が良さそうですね。本来の目的に集中できると思います。気ままに海外旅行を楽しむというのも良いですが、現地ガイドなしでの海外旅行は何度か経験ありますが、どうしても無事旅程を進める方に気を取られがちになることも多々ありますので。
飛行機に乗っている所要時間ですが、約12時間というところでしょうか。ヒューストンから釣り場までは正確な時間は分かりませんが1日目に到着する予定を見るとそこまで時間はかからなそうです。送迎ありとのことですので車移動でしょうか。直行便でガイドをお願いすれば釣り場まで行くことはそこまで難易度は高くなさそうです。あとはお金問題さへクリアできれば、その費用がなかなかのハードルですが。。。ちなみに直行便で考えると航空券は¥200,000円前後のようです。この費用も時期によって価格の変動大きいと思うのであまり深く考えないようにします。乗り継ぎ便だともう少し安くなるようですが、海外旅行に慣れてる方でないと難しいかなと思います。僕は過去に北京で乗り継ぎをミスって、現地で片言の英語で航空券買い直す羽目になりました。さらにロストバゲージも重なり散々でした。なので直行便が良いです。あとは最低限食費を算出すれば生きて帰ってこれそうです。何を食べるのか?きっとガイドの方とご一緒とかだと思うので見当もつかないので、3食ビックマックセットで計算しましょう。2022.7.16の時点で¥1,200円とのことです。¥1,200円*5日分*3食=¥18,000円となります。なかなか乱暴な計算ですが、こう言った不確定なものは細かく計算してもしょうがないので、ざっくりイメージが掴めれば良いなくらいで考えています。
これで最低限の費用なんかは数字が揃ってきたでしょうか。
・タックル一式:¥474,190
・ガイド代:¥120,000
・航空券:¥200,000
・食費:¥18,000
上記の総額が¥812,190円 となりました。いやはやお金がかかりますな(笑
はい!そんな感じでざっくりですがイメージが掴めたような掴めてないようなところですが、今回はこれにて締めたいと思います。こんな感じで、特定のお魚をターゲットに0から出逢いに行こうとしたらどうなるのかの妄想を引き続き不定期にですが妄想していきたいと思います。なにぶん初めての試みなので恐らく考えが至らず不足してることが多々あると思いますが、気づいたらご教示いただけますと幸いです。そういったことも次回の妄想に考慮しつつコンテンツ作成をしていきたいと思います。
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